いぼ

楽問のすすめ

7日目 夏スク 英語W 哲学(専門)

授業後、フランス語1部とドイツ語1部を図書館と電車の中でやった。

きちんと忘れていたから記憶に定着させるには毎日する必要がある。それは前から知っているが行動におとしこむことができない。動機付けが十分にできていないということであろう。今回は試験にパスする必要がある、という外部からの圧がかかっているから行動しそうに思う。

 

英語W

毎日宿題が出る。

英作文をする上で役立つ発想法や、パラグラフの書き方を教えてくれている。

英作文の構成は論理的だし、その書き方も論理的で気分がいい。

自分はまだ基本的英文法をきちんと理解していない部分があるから、会話では相手が僕の言いたいことの意図を汲み取ってくれればコミュニケーションが可能であるが、ライティングになるとミスが浮き出る。だからそれらミスの原因を調べることでわかっていているところとわかっていないところ、わかっていない場合は、単に知らなかったところなのか間違えて理解しているところなのか、を見つける良い機会だと思う。

日本人同士で英語で会話するのも新鮮な経験だと思う。

 

哲学(専門)

心の捉え方について。

知っていることもあるが、詳しく知らない事柄が多いからこちらも良い機会だ。

それに、授業中に生徒が質問するから他人の考えが知れることもよい。

二人の先生が交互に授業するのだが、一人の先生は科学的視点から心を捉える考えを教えてくれるそうで、今日はイントロダクションだったから生物の「進化」について説明されていた。何かを証明したとしても、それが例えば「科学的に証明された」ということであれば、「科学的」と限定している点で限定されたものの見方で限定された範囲においては普遍性がそのルールに従っているなら担保されるのだろうけど、ものの捉え方、我々が認識できる世界というのはその限定された範囲の中だけではない。通常の現在の社会生活の中では「科学的に証明された」と言えばそれが偽りのない事実ということであれば、それなりにその社会で信用され、使用されるという意味をなすのだろうが、その科学的に証明されたものはこの我々の認識する、または認識できないけど、ある世界において、絶対的普遍的があるとは科学的に証明されただけでは完全にいえない。そういったことに多くの人が疑問を持っても、それを探求することをゆるされることは多くの人にとって様々な理由から容易ではない。誰もがそれを行うことができる可能性は持っていると思うが。

 

昆虫はその行動を遺伝子にプログラムされているから、同じような行動を反復することができると人間は言っているが、人間が何かを「考える」ということも昆虫よりもう少しだけ複雑なレベルであらかじめプログラムされているのかもしれない。