いぼ

楽問のすすめ

コミュニケーションにおける言語の発音について

私の母語は日本語です。私は英語を上手ではないけど話します。私の英語の発音はとても日本語の影響を受けているもので、ネイティブのそれとは違うものです。

この英語を話すと、日本人の多くは理解してくれます。私の恋人は英語が母語ですが、私の喋る英語を日常的によく聴いているので、彼女の喋る発音とは違っても、私がどの単語を喋ったのか理解できます。

しかし、他の人は違います。韓国人の友人は韓国語の訛りのある英語は理解しますが、私の日本語訛りの英語は時々理解しません。

英語の非ネイティブは英語の文法は単語を頭で理解、記憶していてもそれを音にして出す場合は私のように母語に引きずられた発音になりやすい傾向にあります。

英語を使って他人とコミュニケーションをとる際は、誰ととるのかによりますが、英語のネイティブだけでなく、非ネイティブとも話をするのなら、ネイティブによる英語の発音を把握しておくことは必要ですが、それだけでは不十分で、非ネイティブの、母語による英語の訛りを把握しておくことで、それらの人の喋る言葉の意味が理解できるようになります。

韓国人なら f を p のように発音しているように聞こえますし、フランス人は文末の最後の発音を上げるので疑問文のようにも聞こえますし、インド人やフィリピン人は舌を巻いた発音が所々に入っているように聞こえます。(勿論各国の人全てがこのように喋るわけではなく、ネイティブの発音をみにつけていない人)

こういった、各国語によるクセを知る事で、より多くの人とコミュニケーションが円滑に進められると思います。