大学の教材を使ってドイツ語を学習する
新・ドイツ語Ⅰとドイツ語Ⅰの両方のテクストを使って行う。
新・ドイツ語ⅠのテクストにはCDがついているから音声の練習はこれにより可能。
文法の解説もなるべく必要最低限事項のみ掲載するように見えるから、文法のレビューには便利。
システマティックではあるが例文が少ない。
だから僕にとってより強いエピソード記憶を作るには、新・ドイツ語Ⅰで学習したことを別の場で活用していく必要がある。
そのために、hello talk やlang-8でネイティブとコミュニケーションをとることも方法の一つであるが、他人との会話は学習の進め方が規則的ではない。
英語は現地で生活する中で学習した。
フランス語はテクストのみで学習した。
すると、英語の場合は、あとで文法書を見たとき、
なんとなくフレーズで覚えて使用していた文の構造が理解できた。
その規則性を知ることにより、その覚えたフレーズを応用して他の文に変換し、使用することが可能となった。
だから、そこで文法の大切さに気がついた。
だから、フランス語をやるときには、文法ばかりやった。
だが、フランス語を話すことはしなかった。
すると、フランス語で話しかけられてもすぐに言葉がでてこない。
英語の場合は、単純なセンテンスであったり、文法的には正しくないけども、
言葉はすぐにでてきていたのに。
僕の行ったフランス語の学習方法は、たぶん一般的日本人が中学、高校で英語を学習する場合と似ていたかもしれない。だからしゃべれない。
僕の場合はさらに、文法構造の理解にフォーカスしていたから、語彙もとても少ない。
だから、読むこともできない。ただ文法はある程度理解しているから辞書で知らない単語を調べれば文章の意味はある程度汲み取れる。
(「ある程度」と使うのは、たとえ母語の日本語であっても、書き手がその語を使った意味を、自分がその語に対してあたえた解釈と一致しているから確信が持てないから。外国語でもそれは同じ。)
以上の英語とフランス語の学習から、文法理解は学習の進展の効率化に貢献するが、それだけだと、実際にその言語を使用する際には、不十分であるから、学習したことをアウトプットする作業も必要で、結果、両方を言語学習に取り入れることが、学習言語を使用するのを前提におくならば、(言語構造の理解を目的とするのではなく)いまのところ一番効率的な方法ではなないかと考えている。
だから、現在のドイツ語においては(これから学習する他の言語でも同様)ドイツ語Ⅰのテクストには例文がたくさんあり、あるシーンを想定して文章がまとめられており、さらにそれは文法学習過程にそった順序で書かれているから、それを活用して、実際の場面を想定しつつ、例文を参考に作文、発声しようと思う。
これをメインに基礎を固めつつ、人間とのコミュニケーションも並行して行ってみようと思う。
今日、現代倫理学の諸問題のレポートを仕上げる予定。