いぼ

楽問のすすめ

語学について

春に語学の計画を立てたが実行出来ていない。

一時期体調が良くなったように思えたが再び良くなくなり、やめてしまった。

 

そして、今はまあ悪くはない状態と言ったところなので、英語に集中して進めていこうと思う。

語学検定の受験も未定としておく。

単に語学をしている時もそこそこ楽しめたりもするのだが、語学をする目的を改めて考えた時、それは哲学と妻とより深くスムーズにコミュニケーションがとれるようになるため、という事になる。

 

自分が関心の強い哲学の領域は、心の哲学だから、英語を通じてまず他人の意見を理解していければと考えている。

 

他の言語は必要に応じて上達させていこうと思う。

 

だからまず最初にサールのマインドの原書と、英語版のカラマーゾフの兄弟を読み解いて行く事にした。

 

語学には、反復が有効で、人によっては気に入った映画を何度も見て勉強したりもするが、自分の場合はそう言った何度も見るほど価値があるものを見つけるのが難しかった。

昨年みたものでは、風の谷のナウシカは傑作だと思うが、それは映画版ではなくマンガの方だ。

ルーゴンマッカール叢書や巨匠とマルガリータ、アンナカレリーナと言った有名なものもおもしろいと感じるものもあったが、それらも語学もかねて何度も読もうというほどの気にはならなかった。

 

しかし、ドストエフスキーは違った。

ドストエフスキーと作者名で言う訳は、まだ彼の全ての著作を読んだわけではないが、読んだ作品全てにおいて何度も読む事で新たに得られる事があると思わされた。

登場人物の心理状態の表現に感心した。

中でもカラマーゾフの兄弟が一番の傑作だ。白痴と罪と罰も素晴らしいが、カラマーゾフの兄弟はそれらを足して2で割って+a したような印象だ。

 

昨今は、外国に行くのも容易になったが、外国の物を取り寄せるのも簡単になった。

紀伊国屋など大型書店より安く、インターネットでamazonやBook Depository  から注文できる。

今回はamazonで注文した。