いぼ

楽問のすすめ

7月の試験勉強に向けて

受験予定は6科目。

 

合格予定は3科目。

 

哲学、論理学、論理学L(専門)だ。

 

哲学と論理学をパスすれば、卒業指導登録できる。

 

論理学は、恐らくもう勉強しなくてもパスできそうだから試験に向けては勉強しない。

 

だから、今は哲学だけ勉強している。

 

過去問を調べたら、「自然について」と特に「心について」問われている事が多い。

 

「自然について」は大体理解した。

だから後は説明できるようにする必要がある。

 

「心について」は関心はあるが、まだ知らない事が多い。

だから理解して説明できるようにする必要がある。

 

「心について」理解したら、「行為と倫理について」も学習していける。

 

しかし、これらを学習する上で、「推論について」と「知識について」が重要だ。

何かを考えていく上で、特に哲学では正しい推論方法は重要だから「推論について」は、理解しておくことが前提だ。

そして、考えるためには材料が必要になるが、その材料を我々はどのように手に入れ、捉えているのか、それらを知るために「知識について」の理解が必要だ。

 

哲学は、我々の日常生活の身近にあるものから始められるものだが、

日常生活では耳にしない専門用語をよく使う。

さらに、内容が複雑なものや、論理展開が非常に長いものがある。

 

そういう面で最初はとっつきにくさがあるかもしれないが、

まず専門用語が持つ意味を一つ一つ理解していけば、論理を構成する、

各文章の命題は幾分理解しやすくなった。

 

主張の論理構造が複雑なものや、その展開が長いものは、それを構成している各文章のつながりの関係の意味を捉えていかなければならない。

すぐ理解できないと思う場合は、急がず時間をかけ、既に学習した論理学の基本の知識を軸に主張の論理構造を何度も読む。

と、いまのところは理解できたと思える。

 

読んだことはないが、ハイデガー存在と時間」やヘーゲルの「精神現象学」、カントの「純粋理性批判」などは難解だとよく本などに書いてある。

 

それらの内容を深く理解する事も重要だと感じているが、自分の場合はそれだけに限られた時間を消費したいわけではない。

 

但し、どの程度かはっきりわからないが過去の哲学者が考えたことをある程度知っておく必要はあると考えている。

 

そういう意味で、現在学習している哲学のテクストは自分にとって非常に有益だと感じじている。

 

 

最近興味がある事

数学と科学全般に興味がある。

 

僕の知識水準としては、どちらも子供の時は好きかつ割と得意な分野であったが、それは中学卒業までで、高校生になってからは、ほぼ全くしなかったし、以前の大学でも社会科学系の分野を学んでいたため、統計学に必要な数学の知識はその時学んだが、それももう忘れてしまっており、社会人としての生活でもそれらを必要とはしなかったため、中学卒業程度の知識となる。

 

だから、日本の高校生向けの参考書やアメリカの大学1年生の教科書を集めて学習を進めていこうとしている。

 

長い間、と言っても30年と少し程度だが、成人してからは概ね社会人として社会の中で活動したきたが、その中で自分が興味を持っていた、持たざるを得なかったのは人間について。それは生物学的にというよりも心理学的に。

社会の中で他人と共存するためには、うまく他人とコミュニケーションした方が良い。

自分は他人の気持ちを理解するのが苦手だと考えているけど、他人は気持ちを大切にしており、時には気持ちによって行動を決定したりする。

だから、本当に相手の気持ちを理解する事は出来なくても、相手が僕が理解できていると思ってもらえるような態度を相手に示すことができれば、相手は納得してくれる。

僕も、相手が悲しいと言っていたら、自分が過去に悲しいと感じた経験と照らし合わせて、今相手はそういう感じに感じているのかなあ、と推測する事は出来るが、相手が今まさに感じていることを同じように感じる事は出来ないと考えているから、そうするとその条件上では、相手の気持ちを理解するという事は出来ていない事になる。

それでも表面上はうまくコミュニケーションとれているようにみえるし、実際それで事が進んで行くのだから、それで良いという人にはそれでいいのかもしれないけど、自分はそれで納得できない。

だから、長い間我慢してきたことになる。

そしてそれに疲れたのもあるし、少しだがそれについて知識を得た。

 

そしてそれの代償として、それ以外の事を知る機会を失ってきた。

世界にはみるものとみられるものがある。

自分をみるものとしたなら、みるものにも依然として関心はある。

どういう仕組みで見てどういう風に見たものを結論づけているのか。

 

みられるものには人間とそれ以外がある。

僕は人間ばかり見てきた。

だからこれからは人間以外を見ていきたいと強く思うようになった。

だから、それら物体の種類や構造を知るために生物学や化学を、

そしてそれら物体がうまく共存してその存在を維持している仕組み、及びその捉え方を知るために生態学、地学、数学、物理学を学習したいと感じている。

 

 

 

論理学(A),(L)レポート返却

両方合格した。

自分で点数をつけるなら両方約80点ずつだ。まだ修正、改正の余地がある。

 

論理学は大学の科目になくても哲学するなら、推論、それも論理的と言われている推論をしていかなければならないから、哲学という知的活動のための道具として、必須のものだから良い機会になった。

と言っても、量化理論について多少知っただけの状態だから、論理学自体も魅力的なのだが、どちらかというと今のところは、それ自体を掘り下げるよりは、道具として活用していき、必要に応じて掘り下げようと思う。

 

 

 

語学について

春に語学の計画を立てたが実行出来ていない。

一時期体調が良くなったように思えたが再び良くなくなり、やめてしまった。

 

そして、今はまあ悪くはない状態と言ったところなので、英語に集中して進めていこうと思う。

語学検定の受験も未定としておく。

単に語学をしている時もそこそこ楽しめたりもするのだが、語学をする目的を改めて考えた時、それは哲学と妻とより深くスムーズにコミュニケーションがとれるようになるため、という事になる。

 

自分が関心の強い哲学の領域は、心の哲学だから、英語を通じてまず他人の意見を理解していければと考えている。

 

他の言語は必要に応じて上達させていこうと思う。

 

だからまず最初にサールのマインドの原書と、英語版のカラマーゾフの兄弟を読み解いて行く事にした。

 

語学には、反復が有効で、人によっては気に入った映画を何度も見て勉強したりもするが、自分の場合はそう言った何度も見るほど価値があるものを見つけるのが難しかった。

昨年みたものでは、風の谷のナウシカは傑作だと思うが、それは映画版ではなくマンガの方だ。

ルーゴンマッカール叢書や巨匠とマルガリータ、アンナカレリーナと言った有名なものもおもしろいと感じるものもあったが、それらも語学もかねて何度も読もうというほどの気にはならなかった。

 

しかし、ドストエフスキーは違った。

ドストエフスキーと作者名で言う訳は、まだ彼の全ての著作を読んだわけではないが、読んだ作品全てにおいて何度も読む事で新たに得られる事があると思わされた。

登場人物の心理状態の表現に感心した。

中でもカラマーゾフの兄弟が一番の傑作だ。白痴と罪と罰も素晴らしいが、カラマーゾフの兄弟はそれらを足して2で割って+a したような印象だ。

 

昨今は、外国に行くのも容易になったが、外国の物を取り寄せるのも簡単になった。

紀伊国屋など大型書店より安く、インターネットでamazonやBook Depository  から注文できる。

今回はamazonで注文した。

 

 

 

夏期スクーリング受講申込取消

理由は、夏休みに妻と旅行に行く事にしたから。

 

年に最低二回ぐらいは新しい場所に行くのが精神的に健康的なのだろう。

 

海外旅行旅行と言っても近場なら格安飛行機で行って、側から見たら町などを歩き回るだけで、寝床もカウチサーフィンや安宿ですませるから大して金は必要ない。

今回は2人旅になるからわからないが。

今思うと2人旅は互いの国を除けば始めての事だ。

妻はオーロラなどの自然現象に興味があり、自分も自然に関心が高まって来たから町歩き以外の旅行もおもしろそうだ。

 

と言っても今回の予定地は韓国の市街なのだが。

 

NHKラジオ

まいにちフランス語と実践ビジネス英語を四月からしている。

フランス語は一昨年も一年間買ったが、買っただけで殆どしていない。

英文法や単語、発音の知識、そしてその学習方法を知っていれば、フランス語やドイツ語学習は簡単にできると思っていたが、なかなかうまくいかない。

文法や単語が似ているなど、確かに英語に共通する部分があり、それらは活用できるのだけど、一番の問題は動機が弱い。動機がないと継続しない。

自分にとって語学は覚えては忘れを繰り返しながら身につけていくものだから継続しないと身につかない。

今は外国に行って現地の言葉に触れながら学習する方法をとるのは難しいから、日本で行う必要がある。

どうやって動機付けして継続していけるか今も模索中だが、現在は検定試験とNHKラジオが助けてくれている。

動機付けには、自分がおもしろいと思える事をすればよいのだろうけど、いきなり文学を読むと文法や単語が知らなさすぎて、調べるのに時間がかかりすぎて、内容を楽しめなくて続かなかった。

では、もっと簡単な言葉が使われている子供用はどうかとやってみたら、内容がつまらなすぎて続かなかった。

この自分にあった学習材料を見つけるのに苦労していたが、今年のNHKラジオのフランス語は今ちょうど知りたかった会話がまさに初級の内容であり、ある程度の文法知識はあってこれからボキャブラリーを増やしていきたいのと、あわよくば読んだ内容が興味湧くものであったらよいという希望を叶えてくれるのが、中級の、内容なのだ。

実践ビジネス英語も適度に知らない単語があってよいのと、今のアメリカ事情についての内容のようなので、まあ興味を持って続けられる。

毎日小出しにして継続させようとしてくれるのもよい。

年によって内容が変わるから、過去のものの中古をネットで探すのもよいかもしれない。

 

 

 

 

 

夏スクーリング受講科目について

今年の受講希望科目は、

フランス文学

哲学専門

倫理学専門

哲学特殊 ゲーム理論

哲学特殊 政治思想

心理学特殊

にした。

フランス文学以外は、自分の属する一類の科目になる。

ゲーム理論は以前に他大学の経営学部に所属していた時に自分で少し独学しており、西洋美術史とどちらにするか考えていたが、哲学する上でも思考法を知ることは役立つだろうし、単にクイズのようで面白かった印象があるから今回改めてクラスを取ることにした。

 

スクーリングの受講科目を選択する際に考えることは、

 

卒業単位に必要か。

卒業のために哲学系科目は優先はするが、文学や芸術、社会学、数学、科学全般などにも関心があるから、余裕をみて取りたいと思う。

また、夜スクで取れそうなら科目も考慮して夏の科目の選択する必要がある。

 

独学では賄えない事を知れそうか。

総合科目の一部などは講義概要を見ただけの判断になるが、内容が市販の本を読めば似た内容のことは得られそうなものもある。

以前受けた哲学の科目は、心身問題の歴史の概要についてだったが、ジョンサール のマインドという本にもそう言ったことは初心者向けとしても書かれていた。しかし、講義に出れば専門家に質問できたり、本の勧めをしてくださったりするからその点も考慮して選択していく必要がある。

 

関心はあっても、クラスをとらなければそのまま学習する機会がなさそうか。

関心のあることでも、上記に書いたことや関心の強さによる関心の優先順位により、普段の生活ではなかなか触れる機会が生まれない事柄というものがある。

そういったものはスクーリングを受講することで、学ぶ機会が得られる。

ただ哲学で卒業した後、再度文学を専門として入学することも可能なようなので、そうする場合は、文学系の科目は二度目の時にとっておくという事も考えている。

 

外国語科目について。

ドイツ語、フランス語の初級前後期は、文法の理解とある程度の習得が内容であろうから、それは独学ででき、受講の必要はなさそうだが、中級以上の受講条件にスクーリングか放送授業の初級を終えているか、科目試験でテクストの一部か二部をパスしている事なので、NHKのラジオ番組と検定試験をやる事で、科目試験をパスして中級から受けられるとよいなと考えている。

韓国語やスペイン語などは以前にほんの少しだけやっていたから余裕があれば来年度以降に受講したい。

語学のクラスを受けると、自分の発音がどの程度正しくできているのか確認できるのがよいと思う。まあそれは手軽な方法としてはインターネットでネイティブを見つけてチェックしてもらう方法もあるにはある。

それから、クラスの先生も日本人の人なら殆どがその人も最初は学習者として、僕がこれから通ろうとしている道を先に通っている人達だと思うから、外国語学習方法についての意見などをきけたりする事がよい。